五井で「サンイチサンニー」 リニューアル1年、旬な果物でスイーツを提供

代表の髙澤恵大さん(写真右)とパティシエの鬼頭仁美さん

 「3132 SWEETS FACTORY(サンイチサンニー スウィーツファクトリー、以下3132)」(五井中央西1-34-21、0436-24-8083)が2025年8月6日、リニューアルオープンして1年を迎えた。運営は大森屋青果(同、以下大森屋)。

 大森屋は創業90年以上のフルーツギフトショップ。品種や等級にこだわり、全国各地の美味しい果物を仕入れている。『目利きして色や形、見た目が良いものを選んでいる。千葉市地方卸売市場だけでなく、他の市場に品質のよいものがあれば仕入れてもらっている』と話すのが代表の髙澤恵大さん。

 店名の3132は、大森屋が卸売市場で仕入れが可能な買参人(かいざんにん)として付与された番号が由来。大森屋で仕入れた果物を使い、専属のパティシエがスイーツやドリンクを作る。仕入れの状況によって使う果物は異なる。

 オープンの経緯について、髙澤さんは『食べ頃の果物をより手に取っていただくにはどうすれば良いかと考えていた。ケーキや焼き菓子は果物と相性がよく、青果とは違った形でおいしさを提供できる。知り合いのパティシエに週1回から関わってもらい、正式入社が決まったタイミングでオープンした』と話す。

 フードは焼き菓子と生菓子の2種類。焼き菓子は、千葉県産ピーナッツで作る「フロランタン」(380円)や「ブルーベリーパウンドケーキ」(250円)ほか、通年で用意する「ジャムクッキー」(280円、5個入り)などがある。ジャムはイチゴやキウイ、ビワ、プルーンなどを冷凍して使っている。

 生菓子は、「いちごのクレープ」や「いちごのシュークリーム」(以上300円)のほか、「バスクチーズケーキ」(500円)、いちごやブルーベリー、シャインマスカットの「タルト」(以上600円)などを用意する。

 ドリンクは通年ある「バナナシェイク」(400円)や、期間限定の「ももシェイク」(400円)、「ソルダムラッシー」(500円)など。店名を冠する「おおもりやスムージー」はバナナや小松菜、キウイ、ハチミツ、牛乳をブレンドして作っている。

 今後の展望について髙澤さんは『3132のスウィーツをポップアップのように他のお店で提供できるようにしたい。知名度アップのためにイベントへの出店は積極的にしていく』と話す。パティシエの鬼頭さんは『今提供しているケーキはタルトが中心で、ムースやショートケーキなど新しいものを提供できるよう挑戦していきたい。お菓子の詰め合わせギフトも販売できれば』と意気込む。

営業時間は月曜〜土曜の9時〜17時。

3132 SWEETS FACTORY(Instagram)

https://www.instagram.com/3132.sweets_factory

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