



「めぐる音とピクニック」が2025年10月11日に袖ケ浦駅北口広場(袖ケ浦市袖ケ浦駅前1-39-8)で開催される。運営はガウラミライアクション。
そでがうらまつり「アレワイサノサ」の連携イベントとして袖ケ浦市の協働事業提案制度で採択された同企画。「おまつりの裏側で、ゆったりとピクニックを」をコンセプトに、音楽や食事、飲み物、クラフトワークショップなどが楽しめる。2025年が初開催。
めぐる音とピクニックの企画・運営に関わる石崎恭子さんと山内恵子さんは、アレワイサノサの応援団(お祭りの企画・運営に関わる市民グループ)でもある。企画を進める中で「OIKAZE BIKE WITH COFFEE(オイカゼ バイク ウィズ コーヒー)」(市原市田淵791)の白石伸幸さんに協力を依頼。それぞれが市原市や袖ケ浦市でイベントの運営をしており、各々の経験を活かして同企画が生まれた。
同企画の開催に至った経緯について、石崎さんは『今年のアレワイサノサは袖ケ浦市役所で開催が決定しているが、運営の中で北口広場も有効活用したいという意見が出た。北口広場は、普段からキッチンカーなどの出店があり、人が集まる場でもある。せっかくならお祭りとは違った世界観にしたいと考え、心地よい音楽の中でピクニックを楽しむ「チルい」空間を作れればと思い、開催を決めた』と話す。
チラシは市内在住のデザイナー、出口愛里さんが担当。『まずはロゴから作っていった。会場で流れる日常の作業音は「トントン」や「カンカン」などの打音が多く、音のチグハグさや角張った感じを形にした』と出口さん。チラシの色味は夕方から夜にかけてのマジックアワーをイメージし、心地よさや懐かしさを想起されるビジュアルにしたという。
飲食店は市内で営業するものを中心に12店が出店する。手作りクッキーカフェ「あすみ堂」(袖ケ浦市のぞみ野41-2)のほか、コワーキングスペース「GAULAB Yokota」(袖ケ浦市横田2211)に出店するシフォンケーキ「Ritsu」やベーグル&スイーツ「ame」、ハンドドリップコーヒー「en. & Ozzi」のコラボカフェなど。
クラフトショップなどは6店がそろう。3Dプリンターでデザイン・販売を行う「+ tic works(プラスチックワークス)」(袖ケ浦市奈良輪336)や角張ったアクセサリーの販売をする「カクンて」、てづくりはんこ「OIMO works」などが出店する。
アーティスト出演は6組。袖ケ浦で活動する高橋康宏さんと塩谷亜弓さんはキーボードとパーカッションでコラボする。そのほか、作業音のミキシングを担当した「OTO LAB」、木更津を拠点とするインストジャムバンド「piyano」などがイベントを彩る。
意気込みについて石崎さんに聞くと『まったく意気込んでいない』と笑う。『リサイクルビートの楽器も設置していて、みんなで作る雰囲気を大切にしている。ゆったりリラックスできる空間を楽しんでもらえれば』と話す。
開催時間は11時〜20時30分。ライブスケジュールは15時〜20時15分で行われる。雨天の場合は10月12日に順延し、ライブなしの縮小開催。
めぐる音とピクニック(Instagram)
https://www.instagram.com/meguru.oto.picnic

