袖ケ浦で「ガウラミライカイギ」 コワーキングスペースの仲間で運営

ガウラミライカイギの集合写真(提供=ガウラミライカイギ)

 「ガウラミライカイギ」が2025年9月25日に開催15回目を迎える。場所はコワーキングスペース「GAULAB Yokota(ガウラボ ヨコタ)」(袖ケ浦市横田2211)。運営はガウラミライカイギ運営委員会。

 プレイヤーの可視化を目的に市内外で活動している方をスピーカーに迎え、20分間(講演10分・参加者からの質問回答10分)で自身の活動について話をしてもらう。その後、交流の時間を約1時間取り、スピーカーと参加者のコミュニケーションの場を用意する。初回は2024年6月17日に開催された。

 ガウラミライカイギ主催の石崎恭子さんはGAULAB Yokotaの管理人でもある。アパレル業界で経験を積んだのちに別分野でフリーランスに転身。テナントを探していた際、旧知の仲だったGAULABのオーナーから管理人の依頼を受けて現在に至る。GAULABの活動を通じて、イベントの運営や袖ケ浦市の仕事を委託するなどしている。

 発足の経緯について石崎さんは『管理人として、GAULAB Yokotaの周知をどのようにすればよいか考えていた。その際、ガウラミライカイギの2か月前に始まった「いちはら会議」の司会をすることになった。登壇者の話を聞き、交流が生まれる光景を見て、GAULABでも同じようにやってみたいと考え開催を決めた』と話す。

 子ども同伴での参加も可能で、一部スペースにはマットを敷き、子どもが遊べるエリアも用意する。『私も子どもを連れて参加しているから気軽に来て欲しい』と石崎さん。そのほか、市内の飲食店やカフェ運営者が出店し、飲食をしながら聴講や交流ができる。

 参加者がスピーカーに質問しやすいよう、質問事項がモニターに表示されるアプリを活用する。司会役でGAULABの利用者でもある栫井駿介さんは『双方向のコミュニケーションが生まれるよう、参加者の意見を拾いながら進行している』と話す。

 参加者同士のつながりが生まれるよう手帳型の「ガウラミライ名簿」を作成。プロフィールと顔写真をシールでプリントし、手帳のページに貼ることで参加者の名簿が出来上がる。名簿のシステムは、エンジニアでGAULABの利用者の飯田智久さんが作成した。

 今後の展望について栫井さんは『スピーカーや参加者同士でさまざまなコラボが生まれて欲しい』と話す。ガウラミライカイギをきっかけに、事業者同士のコラボが生まれた例もあるのだとか。

 石崎さんは『事業者やフリーランスの参加が多いため、会社員の方にも来てもらえたら。開催場所はGAULABにこだわらず、キャンプ場や畑の中などでもやってみたい』と笑う。

開催時期は月に1度。開催場所・時間・参加費は公式Instagramで確認できる。

ガウラミライカイギ(Instagram)

https://www.instagram.com/gauramiraikaigi

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