袖ケ浦のフードバンク「てとて」 こども食堂と支援側の手と手を繋ぐ存在に

「かずさフードバンクてとて」代表の山内恵子さん

 「かずさフードバンクてとて」(袖ケ浦市神納1030、050-3628-0141)が開設して約2年が経った。

 こども食堂に特化したフードバンクである同施設。代表である山内恵子さんの祖母が住んでいた家の倉庫を改装し、寄付や支援で集まった物品を管理する。

 山内さんは市原市で「きまぐれカフェclover」や「Amityこども食堂」など子育て世帯や子どもたちの通いの場を運営。2020年の開設当初から県内のこども食堂を見学し、仲間たちと交流を深めていった。その後、市原市から富津市までのこども食堂で「チーバくんのおなかこども食堂ネットワーク」を開設。ネットワーク内で物資や情報を共有するようになった。

 フードバンク開設のきっかけについて山内さんは『祖母が亡くなり、住んでいた家が空き家になってしまった。大きな倉庫があり、畑もあるので有効活用できないかと考えた。袖ケ浦市なら木更津市や富津市で活動しているこども食堂の方も物品を取りに来やすいのではと思い、空き家をフードバンクとして活用することを決めた』と話す。

 フードバンクとしては、開設初年度は約1トンの寄付・支援品が集まり、15団体へ引き渡した。2024年度は約6トンの寄付・支援品が集まる見込み。支援先はこども食堂だけでなく、居場所カフェや生活相談センターなど25団体に増えている。受け渡しはてとてにて、直接手渡しする方法を取る。

 フードバンクと合わせて地域食堂も運営する。てとて周辺には独居の高齢者が多く、毎回30〜40人程度の地域住民が集まって食卓を囲む。季節に応じて流しそうめんや餅つき、野菜の収穫などが行われる。

 今後については『フードドライブに活用する箱を用意してあるので、残り3つを設置して運用したい。ホームページやニュースレターを作り、より多くの方にフードバンクの活動を知ってもらえれば』と話す。

 フードバンクの開業日時は第2水曜と最終日曜の9時〜12時。地域食堂は最終日曜12時〜14時。

かずさフードバンクてとて(Instagram)

https://www.instagram.com/foodbank.tetote
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