







夜の野外アート展「チームラボ 養老渓谷」が4月17日、養老渓谷 中瀬遊歩道周辺(千葉県夷隅郡大多喜町葛藤)で始まった。主催は千葉県。
「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトで進める同アート展。豊かな自然が残る養老渓谷を作品群にし、今を生きる人々の存在によって変化するアート空間に変えたという。
イベントを主催する千葉県の商工労働部観光政策課 新たな観光推進室(以下、千葉県)は『令和7年から千葉県の自然を活用した観光地域づくり促進事業に取り組んでいる。養老渓谷の温泉郷の魅力を知ってもらい、観光客の受け入れを進めていく施策の一環として、「チームラボ 養老渓谷」の開催を決めた』と話す。
同アート展における作品群のコンセプトは「Digitized Nature(デジタイズド ネイチャー)」。渓流や滝、新緑などが広がる自然を舞台に、デジタルテクノロジーによるアートが展開される。
アート作品は10展設けられる。生命の時間の流れを表現する「悠久の今の中で連続する生と死」や「生生流転柱」、森や木々の輝きや音色を表す「呼応する古色の森と渓谷」、卵型の作品「自立しつつも呼応する生命」など。
アート展の特徴について、チームラボ広報は『養老渓谷は悠久の時間を過ごした存在であり、この瞬間を生きる我々とも共にある。生と死が連続する流れの上に自分という存在があり、この連続性を作品や空間で表現できないかと模索したものを形にした。作品の制作や会期中の展示が環境に大きく左右されることが、苦労した点でありアート展の魅力でもある』と話す。
チケット販売前から多くの問い合わせがあり、平日休日問わずチケットは完売している。『来場者からは「いつも真っ暗な養老渓谷が自然をそのままにアート空間になっていることに感動した」と嬉しい声を多くいただいている』とチームラボ広報。
今後について千葉県は『大きな反響をいただき驚いている。養老渓谷の新たな魅力は発信できているため、宿泊などの観光客受け入れにつながっているかは近隣の事業者にもヒアリングして今後の施策を決めていきたい』と話す。
開催日時は、4月25日〜5月15日が19時〜21時、5月16日〜5月24日は19時15 分〜 21時。
チームラボ 養老渓谷

