

交流会「酪農の未来について考える」が8月23日、「麺処霧笛(めんどころむてき)」(袖ケ浦市神納1-7-18)で開催される。主催は酪農文化の普及に努める団体「ミルクスクラム上総」。
酪農家や牛乳製造業者、牛乳ラーメンを提供する事業者などが主催する同交流会。酪農の現状や一般消費者に届くまでの流れなどを説明し、酪農をテーマに参加者同士が交流する機会を設ける。今回が初開催。
麺処霧笛の店主である島村忠通さんは『ホワイトガウラーメンに地元の牛乳を使いたいと思い、当初は袖ケ浦産の牛乳を作る目的で活動をスタートした。酪農家や牛乳製造業者の方に話を聞くと、牛乳を安定供給する既存の流れが厳重に守られており、新規参入がいかに難しいかを知った』という。
交流会開催の経緯については『牛乳の消費量は減少傾向にあり、酪農に関わる人員も減っている。牛乳を使うラーメン屋としても無視できない課題だと感じ、現状を知ってもらいつつ、酪農について話す機会を作れないかと考えた』と話す。
交流会の初めには「NPO法人 うしミル」副理事長の原正則さんによる「酪農と食育について」の講話をおこなう。牛から生まれる堆肥(たいひ)が畑の土を豊かにし、地域農業に大きく貢献している点などを説明する。
原さんは『千葉県は江戸時代に日本で初めて乳製品を作った酪農発祥の地。このような歴史を知らない方が多く、食育の一環として知ってもらいたい』と話す。
グループディスカッションでは3つのテーマを用意。酪農との接点や上総地域から酪農が無くなったらなど、参加者同士が酪農について考える機会を設ける。
懇親会では、麺処霧笛で提供する「ホワイトガウラーメン」が振る舞われる。『ミルクスクラム上総の発足をきっかけに、霧笛で使う牛乳を団体の仲間である君津牛乳のものに変えた。ぜひ味わってもらいたい』と島村さん。
今後について『酪農系のイベントに出展し、酪農の文化や魅力を伝えたい』と原さん。島村さんは『普段の生活に牛乳を取り入れてもらえるよう、アレンジレシピなどを発信していく。上総地域の飲食店で牛乳を使ったメニューが増えてくれたら嬉しい』と話す。
開催時間は16時〜17時半。参加無料。懇親会は17時45分から開始、別途参加費が必要。

